OM−D E−M5(2012年3月31日発売)の後継機です。
2013年10月にE−M1(フォーサーズとマイクロフォーサーズのシステムを統合したフラッグシップ機)が発売されましたがOM−Dはサイクリングで風景や記録写真の撮影に使用することが多かったのでより小型軽量のE−M5後継機の発売を待ちました。
2015年2月下旬、OM−D E−M5 Mark II発売直後に「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」キットレンズ付きブラックボディを入手しました。
前モデルE−M5と比較した場合、外見上の共通点はほとんどなく各部のデザインは様変わりしています。アクセサリーポートを省略したことによりファインダー部がより低く小さくなり引き締まった形状になりました。
ダイヤルや各種ボタンのサイズ・感触、電源ボタンの位置など気になっていたところも改善されています。モニターはバリアングル式となり、EVFはM1と同じ約236万ドットで倍率は最大約1.48倍になりました。
高級感があるデザイン・仕上げとなりましたが、右下の写真にてOM−4と並べて比較すると銀塩OM 一桁シリーズの洗練されたデザインには未だに及びません。
5軸対応のボディ内手ブレ補正の効果は5段分となり、前モデル比1段上がっています。レリーズ時の振動や作動音はさらに低減されていてシャッター音も小さく手振れしにくくなった事を実感できます。
目新しい機能としてボディ内手ブレ補正機構を利用して4.000万画素のデータを生成するハイレゾショットを搭載しています。ハイレゾショットの弱点は手持ち撮影には対応できず、三脚が必須であることです。
三脚を使って建築物の撮影や室内での物撮りならハイレゾショットが使えます。
キットレンズは新たに防塵・防滴仕様となりZEROコーティングが採用されています。外観は現行OM−Dシリーズに合わせたデザインに変更されました。
旧型M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6を使っていて少々不満がありましたが、IIは旧型よりも画質が改善されていたのでキットレンズ付きを購入して正解でした。
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レンズキット M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
OM-4とOM-D E-M5 Mark II(画像をクリックすると拡大表示します)
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