2013年3月の南米旅行で主にアルゼンチンの世界遺産「イグアスの滝」で滝下に突っ込むボートツアー用として水中ハウジングと共に購入したパナソニックのコンパクトデジタルカメラです。
最近のデジタルカメラは中国製などの海外製がほとんどですが、パナソニックのカメラは日本製が多くこのカメラも日本製です。 部品は中国などの海外製が多いと思いますが、組み立て・検査を日本で行っているようです。
DMC−TZ30を選んだ理由は日本製であることの信頼感と水中ハウジング込みで安く購入できたことです。
レンズはLEICAブランドで焦点距離は35mm換算で24−480mmの20倍ズームです。光学式手ブレ補正機構を内蔵し、動画撮影時はアクティブモードに対応、ナノサーフェスコーティングを採用しています。
パノラマ撮影はパソコンで合成する必要はなく、カメラ内部の処理でパノラマ合成が可能となっています。 おまかせiAモードもかなり優秀で逆光シーンなどでも露出補正を的確に働かせてくれます。
動画撮影は1080/60pのAVCHDプログレッシブをサポートし、滑らかな動画撮影が可能です。
GPS機能が強化され地図表示やGPSアシストに対応しています。 地図表示機能で詳しい地図表示を行なうには付属のDVDから地図情報をSDカードにコピーしておく必要があります。
GPSは撮影画像にジオタグを書き込むだけではなく、撮影と再生時に緯度経度・地名・ランドマークなどを表示します。
南米旅行ではサンティアゴ(チリ)やブエノスアイレス(アルゼンチン)の市内観光にて撮影時、その場で液晶画面に撮影地名が表示されるのが便利でした。
このカメラの欠点は、測位できなかったり測位完了する前に撮影された写真については最後に測位した場所の情報が記録されてしまうことです。 これに関しては位置情報なしの方がよかったと思います。
それとGPSを多用した撮影ではバッテリーの減りが早くなるので、旅行用に安価な互換バッテリーを予備として2個購入しました。
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DMC−TZ30:電源をオンしてレンズを繰り出した状態 レンズ:LEICA DC VARIO-ELMAR 4.3-86.0mm F3.3-6.4
DMW−MCTZ30:水深40mに対応する水中ハウジング
この水中ハウジングにより、アルゼンチンのイグアスの滝では 豪雨並みの滝下に突っ込むボートツアーでも余裕で撮影できた
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