ツーリング用折りたたみ自転車補完計画


折りたたみ自転車の補完を計画するまでの経緯

サイクリングを再開するにあたり、2007年11月に購入したのはマグネシウム・アロイ・フレームを採用した総重量12.2Kgの20インチ折りたたみ自転車でした。 スタイリングが良く、安価なわりに軽量でしたので入門用として購入しましたが、フレーム強度が不足していてシートチューブに亀裂が入ってしまったのでサイクリングで使えなくなりました。

その後は主にランドナーでサイクリングをしていましたが、走行距離が21、000kmを超え不具合箇所も出てきたのでランドナーのバックアップもできる折りたたみ自転車が欲しくなりました。 今まで輪行することがなかったので距離的に往復200km程度のサイクリングが限度でした。そのため、変わり映えのしない同じ場所へ何回も行ったりしています。
ランドナーで輪行も可能ですがフォークを抜いたり・泥除けを分割するのに時間がかかり分解・組立てが面倒です。
難行苦行をしない遠方へのお手軽な輪行サイクリングをしてみたくなり、折りたたみ自転車の補完を計画しました。

2014年からJR各社が輪行袋による列車内持ち込みを厳格化しています。
分解又は折りたたんで専用の袋に収納した自転車は車内に持ち込み可能
3辺の最大の和が250cm以内(但し、長さは2m以内)、重量が30kg以内のものは車内に持ち込み可能
* 自転車カバーやビニール袋などその場しのぎで使用したものはNG
* 輪行袋からハンドルやサドル、転がすためのキャスターなど一部でもはみ出ているものはNG
* ロードバイクやクロスバイクで前輪のみ取り外すタイプの輪行袋はペダルを外さないとサイズオーバーでNG

補完する折りたたみ自転車の要件は以下の通りです。

1.100km程度のサイクリングがランドナー同様にできること
2.折りたたみ自転車としては大き目のサドルバッグ・フロントバッグを装備でき、荷物が多めに積載できること
3.ボトルケージを2ヶ所に取り付けられること
4.現在所有している輪行袋「オーストリッチちび輪バッグ」に収納できること(20インチ以下のミニベロ)
5.短時間でフォールディング(折りたたみ⇔展開)ができること

20インチミニベロのホイールサイズには406と451がありますが、451はサイズが大きいので巡行性能が高いです。 最終的に451ホイールを採用したKHS F20T3 451とダホン スピード ファルコとの二択となりましたが、要件に合う自転車としてKHS F20T3 451を選択しました。 ダホン スピード ファルコのクランクは1枚ですが、KHS F20T3 451のクランクはランドナー同様3枚なのと、難なくボトルケージを2ヶ所に取り付けられるのが決定打となりました。

KHS F20T3 451の折りたたみ機構は輪行時に折りたたんだ箇所がバラバラにならないのでとても便利です。
(現在は軽量化のため、KHS F−20RC用抜き差し式ハンドルポストと交換しています)
ハンドルは折りたたんだ後ヘッドチューブに付いているクリップに差し込むことで完全に固定されブラブラしません。
メインフレームを折りたたむと後輪ハブ付近のマグネットが前輪ハブ端アタッチメントをキャッチし前後輪を固定します。 (現在は軽量化のため、後輪ハブ付近のマグネットと前輪ハブ端アタッチメントを取り外しています)
それから、スタンドの台座がチェーンステイに直付けされているためスタンドの出っ張りがとても少なくスマートです。

KHS F20T3 451 使用パーツ

  品  名         記  号
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リヤーディレイラー   Shimano RD-5701GS(旧型105 9速)
フロントディレイラー  Micro-shift FD-R439 (3x9速)
ブレーキ本体      Tektro 926al Alloy Linea pull(Vブレーキ)⇒ SHIMANO BR-R353に変更
ブレーキレバー     POWERTOOLS 
クランク        POWERTOOLS 170mm     52 42 30T
            ⇒ SHIMANO FC-5505 165mm     52 42 30Tに変更
シフター        Micro-shift TS-83-9R / TS-83-9L
スプロケット      9速:11T〜28T(メーカー不明)⇒ SHIMANO CS-6500 9S 11-23Tに変更
リム/ホイール      Q2 QUASAR 451 / ETRTO 451x17.5 32H / エンド幅:フロント100o, リア130o
            ⇒ NOVATEC JACKY 20インチ451サイズホイール(F24H R28H)に変更
タイヤ          Panaracer Minits Lite PT 20x1 1/8(451)ロードタイヤ 190g
サドル         KHS CR-MO
シートピラー      USE ALIEN チタン ピラー 270mmに変更
ペダル         VP-195 ⇒ Shimano PD-A530 ⇒ Shimano PD-M520に変更
フレーム        Raynolds 500, Folding, Soft-Tail 20インチ(451), Fork アルミ
ハンドルポスト     折り畳み式ハンドルポスト ⇒ 抜き差し式ハンドルポスト(F-20RC用)に変更
ステム         POWERTOOLS アヘッドステム 80mm / コラム径28.6o, クランプ径25.4o
ハンドルバー      HL MTB-AL110PP クランプ径25.4o ⇒ B-WITCH ショートフラットバーに変更
バーエンド       タイオガ パワースタッド5
折りたたみ寸法     67x84x47cm
重量(オリジナル)   11.5kg
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KHS F20T3 451 装備

  品  名         記  号
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サイクルコンピューター キャットアイ CC-MC100W ⇒ CC-VL820(有線式)に変更 ステムに装着
サドルバッグ      ROSWHEEL 水筒入れ・テールライト付き、ツーリング用サドルバッグ
フロントバッグ     トピーク コンパクト ハンドルバー バッグをハンドルバーに取り付け
トップチューブバッグ  BiCYCLE CLUB 特製トップチューブバッグ
携帯空気入れ      Hight proformance pocket pump をサドルバッグに収納
            grunge(グランジ)ポンプアダプターを併用
ペットボトルケージ   MINOURA PC500 / TOPEAKトピーク モジュラー ケージ
            ボトルケージアダプター「リクセンカウル ボトルフィックス FL801」を併用
            ⇒ シートチューブに装着
            100円ショップ(Seria)で購入したボトルホルダーをハンドルポストに装着
カメラマウント     カメラマウント(ミノウラ VC100-S)をハンドルバーに取り付け
ライト         YIEASY フロントライトをフロントバッグに装着
コンパス(方位磁石)  100円ショップで購入したコンパスをフロントバッグ着脱アタッチメントに取り
            付け
GPSロガー      HOLUX m-241をフロントバッグに装着して使用
輪行袋         オーストリッチ超軽量輪行袋 L-100(235g)をハンドルバー下に収納
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サイクルコンピューターを有線タイプに変更(2019年12月)

・サイクルコンピューター  CC-VL820(有線式)

折りたたんで輪行する時にハンドルを折りたたむことがないので、サイクルコンピューターを誤動作することがない有線タイプと交換しました。「RENAULT ULTRA LIGHT7」で使っていたサイクルコンピューター(キャットアイ CC-MC100W)を紛失したので、取り外した同型のサイクルコンピューターは「RENAULT ULTRA LIGHT7」に搭載しました。


 

Vブレーキ交換(2019年 7月)

・Vブレーキ       シマノ コンパクトVブレーキ BR-R353

Vブレーキの片効きが調整しにくくなったのとブレーキレバーの引きが比較的重いので、Vブレーキをシマノ(SHIMANO)コンパクトVブレーキ BR-R353と交換しました。

交換したことによりブレーキレバーの引きが軽くなり、片効き調整がほぼ完璧に出来るようになりました。 ブレーキの効きも劇的に改善され見た目も高級感がでました。
重量は交換前のVブレーキ"Tektro 926al"より前後それぞれ25g重くなりました。

シマノ コンパクトVブレーキ BR-R353   前後共 209g
Tektro 926al Alloy Linea pull      前後共 184g




 

サドルバッグ交換(2019年 4月)

・ROSWHEEL 水筒入れ・テールライト付き、ツーリング用サドルバッグ

使用していたトピーク エアロウェッジパック ストラップマウント Lは、見た目の割に収納出来る量が少ないので別メーカーのサドルバッグと交換しました。

新しいサドルバッグは水筒入れ・テールライト付きなので、トップチューブに付けていたペットボトルケージを取り外し、リフレクターをシートステイに移動しました。




ペダルを両面SPDペダルに変更
フロントライトをフロントバッグに装着(2018年 7月)

・ペダル          SHIMANO 両面SPDペダル PD-M520
・ライト          YIEASY フロントライトをフロントバッグに装着

折りたたんで輪行する時にペダル出っ張りが気になるので、シマノ PD-A530を小型の両面SPDペダル シマノ PD-M520と交換しました。

USB充電式 YIEASY LEDフロントライト・テールライト セットを購入してテールライトを「キャノンデール CAAD12 105」に使っていました。 フロントライトが余っていたので「KHS F20T3 451」のフロントバッグに装着しました。


 

クランクセットをシマノ105 FC−5505 165mmと交換
同時にBBをシマノ BB−5500と交換
ボトルケージを トピーク モジュラー ケージと交換(2017年 4月)

・クランクセット       SHIMANO FC-5505 52T 42T 30T
・BB            SHIMANO BB-5500
・ボトルケージ        TOPEAK トピーク モジュラー ケージ

ケイデンスを上げやすくするためクランクを170mm⇒165mmに変更しました。
シートチューブ側のペットボトルケージ MINOURA PC500の溶接部分が取れてしまったので、TOPEAK トピーク モジュラー ケージと交換しました。

クランクセット及びBBを交換

POWERTOOLS(オリジナル クランクセット)          820g
POWERTOOLS(オリジナル BB)               353g
交換前:820g+353g=1173g

SHIMANO FC-5505(交換したクランクセット)         703g
SHIMANO BB-5500(交換したBB)              265g
交換後:703g+265g=968g

合計1173g−968g=205gの軽量化






 

軽量化のためホイールとスプロケット及びシートピラーを交換
クリックリリース無しのシートクランプと交換
携帯空気入れを超軽量タイプと交換      (2017年 4月)

・ホイール          NOVATEC JACKY 20インチ451サイズホイール
・スプロケット        SHIMANO CS-6500 ULTEGRA 9S 11-23T
・シートピラー        USE ALIEN チタン ピラー 270mm
・シートクランプ       Ruler 31.8mm ブラック SC-206
・携帯空気入れ        Hight proformance pocket pump

2017年3月に放送されたNHK BS「チャリダー 快汗!サイクル クリニック]
「チャリダー実験室、自転車軽量化の実験」チャリダーA・B・C・Dが実走して測定

それぞれのパーツに500gの鉛を巻いて、一ヶ所ずつ500gの重りを外し W
(ワット)を測定、ホイールのみ500g軽い(前後輪計)カーボンホイールと交換

軽量化したパーツ    A   B   C    D      コメント  
サドル、 500g軽 (8%減・1%増・3%減・0.4%減)⇒ ダンシングが軽快
ハンドル、500g軽 (1%増・1%増・2%減・0.4%増)⇒ 自転車の挙動が安定
フレーム、500g軽 (14%減・1%減・6%減・3%減)⇒ 乗り心地が良くない
ホイール、500g軽 (5%減・9%減・8%減・6%減)⇒ 軽い、楽、反応が良い

フレームの軽量化は2番目に効果あったが、乗り心地が良くないという欠点があります
ホイールの軽量化が一番効果的という結果が出たので、ホイールの軽量化を行いました
同時にシートピラーをチタン製の軽量ピラーと交換、及びサドル盗難防止のためシート
クランプをクリックリリース無しのシートクランプと交換しました。

ホイールとスプロケット及びシートピラーを交換

Q2 QUASAR 451(オリジナル ホイール)前輪         687g
Q2 QUASAR 451(オリジナル ホイール)スプロケット付後輪 1203g
Q2 ピラー(オリジナル ピラー)               330g
交換前:687g+1203g+330g=2220g

NOVATEC JACKY 451(交換したホイール)前輪         548g
NOVATEC JACKY 451(交換したホイール)スプロケット付後輪  962g
USE ALIEN チタン ピラー(交換したピラー)         165g
交換後:548g+962g+165g=1675g

計2220g−1675g=545gの軽量化


携帯空気入れを超軽量タイプと交換

Crankbrothers Power pump                 136g
Hight proformance pocket pump(交換したポンプ)       57g

計136g−57g=79gの軽量化

合計545g+79g=624gの軽量化








 

軽量化のためハンドルポスト及びステム交換
ガタが発生したサスペンションマウントを取り外し(2017年 2月)

・抜き差し式ハンドルポスト     F-20RC用ハンドルポスト
・ステム              POWERTOOLS アヘッドステム 80mm
・フォークとハンドルポスト連結ネジ 八幡ネジ 真鍮 長ネジ M8×300mm
                  カットして使用
・ローレットネジ          段付ローレットネジ M3×10mm
・ネジ付けシュー          エツミ E-6283
・輪行袋              オーストリッチ超軽量輪行袋 L-100ブラック

低身長によりサドルの位置が低くなりオリジナルの折り畳み式ハンドルポストとステムではハンドルバーの位置がサドルより下がらないため、無駄な重量の増加を我慢してカロイアングルアジャスタブルステムによりハンドルバーの位置を下げていました。

互換性があるKHS F−20RC用抜き差し式ハンドルポストと交換すればオリジナルステムのままハンドルバーの位置をサドルより下げることが可能です。 そこでミニベロ専門店でF−20RC用抜き差し式ハンドルポストを取り寄せてもらいました。

ハンドルの高さを調整して抜き差し式ハンドルポストとステムを組み合わせた時に発生したハンドルポストの余分な部分(約7cm)はパイプカッターでカットしました。
トップキャップ(蓋)を留めるためハンドルポスト内に入っていたスターファングルナットはハンドルポストの余分な部分をカットする前に下部に移動しておいて、カット後もハンドルポスト内に残るようにしました。

ハンドルポストはクイック締めで留めるため緩んでハンドルポストが抜ける恐れがあります。 そのためフロントフォーク内にあるスターファングルナットとハンドルポスト内にあるスターファングルナットを真鍮長ネジ(八幡ネジM8)で連結して抜けないようにしました。 クイック締めが緩んで左右にズレることを想定してM3サイズのネジ穴をフロントフォーク側に開け安全のためローレットネジで留めるようにしました。

ハンドルが抜けないため輪行時はハンドルを90°右に回転させた後、折りたたみレバーを起こして自転車を折りたたみ輪行袋に収納します。サドルは下げずそのままです。 オーストリッチ超軽量輪行袋 L−100(ロードバイク用)に余裕で収納できます。


輪行袋に収納手順

1.フロントバッグを取り外す
2.ハンドルポスト回転防止用ローレットネジを外す
3.ハンドルポストのクイック締めを起こしてハンドルを90°右に回転させクイック
  締めで留める
4.折りたたみレバーを起こして自転車を折りたたむ
5.ワンタッチバンドでシートステイとフォークを結束し前後輪を固定する
6.自転車のフレームにショルダーベルトを装着してから輪行袋に入れる


サスペンションマウント取り外し

輪行時に輪行袋が倒れ、その衝撃によりサスペンションマウントにガタが発生したのでサスペンションマウントを取り外しました。同時にハンドルステムに装着していたフロントバッグフォルダーと小型新ライブビューリモコン「RM-LVR3」も取り外しました。

カメラマウント(ミノウラ VC100-S)を直接ハンドルバーに取り付けたことにより、フロントバッグ上部が映り込むためネジ付けシューによりカメラ位置を上げました。
サスペンションマウントが無いと路面からの振動により細かいブレが発生するので振動吸収性を高くするため前輪の空気圧を強から中〜弱に変更しました。


ハンドルポスト及びステム交換による軽量化

交換前:705g(折り畳み式ハンドルポスト+カロイアングルアジャスタブル
    ステム)
交換後:450g−45g(カット分)=405g(抜き差し式ハンドルポスト+
    POWERTOOLS アヘッドステム)

計300gの軽量化


サスペンションマウント及びフロントバッグフォルダー取り外しによる軽量化

サスペンションマウント 130g
フロントバッグフォルダー 70g

計200gの軽量化

合計500gの軽量化






ローレットネジで留める





M8真鍮長ネジで連結







 

カメラマウントをミノウラ VC100-Sと交換
動画撮影用カメラをソニー HDR-AS50に変更(2016年 8月)

・カメラマウント      ミノウラ VC100-S
・アクションカメラ     ソニー HDR-AS50

走行中の動画を撮影する時はサスペンションマウントに装着したカメラマウントにアクションカメラ ソニー「HDR-AS50」を取り付けます。 小型新ライブビューリモコン「RM-LVR3」はフロントバッグフォルダー タイオガ YBA00100に取り付けます。

サスペンションマウントでカメラマウントの横に装着しているのはライトフォルダー




 

タイヤをロードタイヤの小径版と交換、その他 軽量化(2016年 5月)

・タイヤ          「Panaracer Minits Lite PT 20x1 1/8」

タイヤをMAXXIS torchからPanaracer Minits Lite PTに変更、310g軽量化
−345g + 190g ⇒ 前後2本分で310gの減量
後輪ハブ付近のマグネット・前輪ハブ端アタッチメントを取り外し、119g軽量化
−128g + 9g(前輪クイックリリース、ナットのネジ)= 119gの減量
前輪チェーンガードを取り外し、143g軽量化
−169g + 26g(チェーンリング取り付けネジ)= 143gの減量

合計 310g+119g+143g=572g軽量化

後輪ハブ付近のマグネット・前輪ハブ端アタッチメントを取り外したので、折り畳み時キズが付かないように前輪フォークにキズ防止用フェルトシートを貼りました。
折り畳み後ワンタッチバンドでシートステイとフォークを結束し前後輪を固定します。

前輪チェーンガードはズボンの裾巻き込み・チェーン脱落防止用として付いています。
前輪チェーンガードが付いていない自転車でトラブルに遭遇した経験はありません。
前輪チェーンガードは無くても困らないので軽量化のため取り外しました。






ワンタッチバンドで
前輪・後輪を固定


サスペンションマウント取り付け(2016年 4月)

・フロントバッグフォルダー タイオガ YBA00100をハンドルステムに装着
              (サスペンションマウント取り付け用)

前回、自転車を収納した輪行袋から出っ張るという理由でサスペンションマウントを取り外しカメラマウントを直接ハンドル部に取り付けました。その状態で動画を撮影したところ路面からの振動により細かいブレやカメラ内手振れ補正の弊害によるコンニャク現象が盛大に発生しました。 小径車はスポークやフォークが短くフレームも小さいため高剛性になることが原因で路面の振動をモロに拾ってしまいます。空気圧を高めに設定していると尚更です。そのために再度サスペンションマウントを取り付けました。

サスペンションマウントはハンドルステムに装着したフロントバッグフォルダーに取り付けました。サスペンションマウントにカメラマウントとライトを取り付け、コンパスはフロントバッグ着脱アタッチメントの左側に移動しました。
今回、サスペンションマウントの有効性を再確認しました。完全にブレが無くなるわけではありませんが、撮影した動画を比べるとかなり差があり効果は大きいです。






フロントバッグ交換、ライト交換、輪行袋交換、フロントバッグフォルダー取り付け、サスペンションマウント取り外し(2016年 4月)

・フロントバッグ       トピーク コンパクト ハンドルバー バッグ
・フロントバッグフォルダー タイオガ YBA00100をハンドルステムに装着
              (カメラマウントとライト取り付け用)
・ライト          GENTOS(ジェントス) GP-7
・輪行袋          CYCLE BASE ASAHI「pochitt」をハンドルバー下に収納

キャスター付きの輪行袋を使っていましたがキャスター使用時の音が騒々しいので、上から素早く被せて自転車本体を持ち上げる輪行袋「pochitt」を購入しました。

この輪行袋は小型軽量(約280g)でボトルケージ等に収納できるため輪行袋をその都度バッグ等から取り出す必要はなく素早く自転車を輪行袋に入れることが可能です。

下面を開けたまま使用できるため、駅構外では車輪を転がしながらの運搬も可能です。往路や復路を輪行する時、自宅 ⇔ 最寄り駅 間(徒歩5分)の運搬が楽になります。

以前使用していた「オーストリッチちび輪バッグ」と比較すると小さ目なので、フロントバッグはワンタッチで着脱できるタイプに変更し、外してから輪行袋に収納します。 サスペンションマウントは自転車を収納した輪行袋から出っ張るので取り外しました。

フロントバッグフォルダーをハンドルステムに装着して左右にライトとカメラマウントを取り付けました。 サイクルコンピューターはハンドルバーの左側に取り付け、コンパスはフロントバッグ着脱アタッチメントの右側に取り付けました。





輪行袋をハンドルバーの下に取り付け


自転車を収納した状態


ハンドルステム交換(2015年10月)

・ハンドルステム   kalloy(カロイ) アングルアジャスタブルアヘッドステム110mm

ハンドルの位置がまだ高くて近すぎたため、カロイアングルアジャスタブルアヘッドステム90mmを110mmに変更しました。 ハンドルステムを交換したことにより、ハンドルの高さが約1.5cm下がり、ハンドルの位置が約1cm前に移動しました。
これにより前傾姿勢がとりやすくなり、向い風の影響を僅かながら軽減できそうです。


輪行袋にキャスターを取り付け(2015年 6月)

・ハンマーキャスター   420G-N 径32mm(許容加重18kg)x 2個
・アクリル板       HIKARI AF503(厚さ5 x 幅50 x 長さ150mm)x 2個
・ステン得厚保蝶番51  YAHATA(長さ51 x 幅38mm)x 1個
・ステントラス小ネジ   YAHATA(太さ4 x 長さ15mm)x 8本
・ステンさら小ネジ    YAHATA(太さ4 x 長さ10mm)x 4本
・フェルトシート     DAISO(黒−アクリル板表面に貼り付け)
・ワンタッチバンド    DAISO(赤−車輪をアクリル板に固定)
・スポンジ両面テープ   DAISO(超強力タイプ−アクリル板を輪行袋に固定)

輪行時は輪行袋「オーストリッチちび輪バッグ」に収納しているのでコンパクトですが、バッグ類・ヘルメット・デジカメ・交換レンズ等も一緒に収納するので結構な重さになります。 輪行時の負担を減らすため、輪行袋にキャスターを取り付けました。
これで一駅間の距離がある京葉線東京駅での乗り換えも比較的楽にできそうです。
尚、モンベル サイクルフロントバッグは装着したまま折りたたんで輪行袋に収納可能ですが、サドルバッグはシートポストを下げるので取り外して輪行袋に収納します。

大まかなキャスター取り付け作業手順及び使用方法は以下の通りです。

1.アクリル板にキャスターと蝶番を取り付けるための穴を開ける
  折りたたんだ時キャスター同士がぶつからない様に取り付け位置をずらす
2.2枚のアクリル板を蝶番とステンさら小ネジで連結
3.アクリル板表面にフェルトシート(黒)、裏面にスポンジ両面テープを貼り付ける
  アクリル板裏面の角(輪行袋に触れる部分)の面取りを事前に行っておく
4.輪行袋内側の後部にスポンジ両面テープにてアクリル板を取り付け
5.輪行袋外側にキャスターをステントラス小ネジにて取り付け
  事前に輪行袋外側のキャスター取り付け位置にフェルトシート(黒)を貼っておく
6.車輪固定用ワンタッチバンド(赤)をキャスターの内側に取り付け
7.輪行袋は折りたたんでモンベル サイクルフロントバッグに収納可能
  キャスター取り付け後、輪行袋の総重量は約620g(約230gの増加)

8.キャスター使用時、前輪・後輪のブレーキレバーをワンタッチバンドで固定して
  軽くブレーキをかけた状態にしておくと安定して運搬しやすくなる
9.駅構内では輪行袋に付いている2本のベルトを持ってキャスターで移動する
  駅構内で上下の移動は原則としてエレベーターを利用する
  混雑していない場所ではエスカレーターで上下の移動をする
10.段差がある箇所では両腕で一時的に輪行袋を持ち上げて移動する
 (フレームに付けるショルダーベルトは不要)


折りたたんだ状態


展開した状態


キャスター取り付け


ワンタッチバンド
取り付け


前輪・後輪を固定


輪行袋を
折りたたんだ状態


自転車を収納した状態


ハンドルポスト(ステアラー)カット
サスペンションマウントにサイクルコンピューターを移動
ペットボトルケージをMINOURA PC500に変更(2015年 6月)

・ペットボトルケージ    MINOURA PC500 x 2個

ハンドルステムをパンドルポストの一番低い位置に固定しているため、ハンドルステム上部にパンドルポストの余分な部分が出ていたのでパイプカッターでカットしました。
パンドルポストにはヘッドキャップを取付ける星状つば付きナットが入っているので、事前に下方へ移動させる必要があります。 この移動はパンドルポストを自転車から外してから作業しました。

夏場は保冷ステンレスボトルを使用するため、ペットボトルケージ「MINOURA AB500」及び「トピーク モジュラーケージ2」を「MINOURA PC500」x2個に変更しました。





ハンドルバー交換、モンベル サイクルフロントバッグを取り付け
ハンドルバーにサスペンションマウントを取り付け(2015年 5月)

・ハンドルバー      B-WITCH ショートフラットバー(幅460mm)
・フロントバッグ     モンベル サイクルフロントバッグ
・サスペンションマウント DOPPELGANGER DLST194-DP
・カメラマウント      Panasonic RP-CMC10

ハンドルバーの幅をさらに短くそしてハンドル位置をさらに下げるため、幅460mmのライズしていない「B-WITCH ショートフラットバー」と交換しました。

輪行や荷物が多い時に使用するモンベル サイクルフロントバッグを取り付けました。
このフロントバッグに輪行袋・TG−850・交換レンズ・補給食などを収納します。

サスペンションマウント及びカメラマウントをハンドルバーに取り付けました。
走行中の動画を撮影する時はコンパクトデジタルカメラTG−850を装着します。




ハンドルバー カット、バーエンド取り付け
ハンドルステム交換、SPDペダルと交換(2015年 4月)

・バーエンド     タイオガ パワースタッド5 
・ハンドルステム   kalloy(カロイ) アングルアジャスタブルアヘッドステム90mm
・SPDペダル    シマノPD−A530(ビンディングペダル)

ハンドルバーの長さが580mmと長めだったので70mmカットして510mmにしました。 カット後は見た目もスッキリしハンドルの操作性が向上しました。

ハンドルの持ち方を変えられ、手首への負担を軽減できるようにバーエンドを取付けました。これで長時間走行をした時ハンドルを握る手が疲れることが少なくなりました。

ハンドルステムをアングルアジャスタブルタイプと交換しハンドル位置を下げました。

ビンディングペダルは足とペダルのずれを意識することなくペダリングに集中できるので効率を高めることができます。特に長時間の走行や上り坂に効果があります。






納車(2015年3月末)

T・C・I 楽天市場店で購入しました。 店頭引取り可能だったので千葉県流山市にある店舗まで引取りに行き、主に江戸川サイクリングロードを走行して帰宅しました。
走行距離は約30kmでした。最初に購入した折りたたみ自転車と比較して、ハンドルのふらつきが少なく直進安定性および走行性能が高かったというのが第一印象です。 ランドナーと比較すると漕ぎ出しは軽いけど漕ぐのを止めると失速するのが早いです。

オリジナルのタイヤはレーシング BMX用軽量タイヤ「MAXXIS torch(345g)」なので、転がり抵抗は BMXタイヤとしては少ない方です。 ロード(スリック)タイヤの小径版である「Panaracer Minits Lite(190g)」や「Panaracer Minits Tough(260g)」と交換すれば転がり抵抗がより低減し、走行性能がさらにアップすると思われます。




オリジナルのKHS F20T3 451


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