丸石エンペラーロードDX 改造と装備


丸石エンペラーロードDXの装備

  品  名         記  号
===================================================================================
・サイクルコンピューター キャットアイ CC-RD100
・ボトルケージ      MINOURA PC500(ペットボトルケージ)x 2
             シートチューブにはボトルバンドセットにて取り付け
・ライト         GENTOS PATORIO パトリオ7 GP-7 LEDライト
・携帯空気入れ      Crankbrothers Power pump をサドルバッグに収納
             grunge(グランジ)ポンプアダプターを併用
・サドルバッグ      montbell(モンベル)サイクルフロントバッグ
        収納物 ⇒ 瞬間パンク修理剤タイヤパンドー、携帯空気入れ
             工具、カメラ「オリンパス OM-D E-M5」アクションカメラ
             などを収納している
・GPSロガー      HOLUX m-241をサドルバッグ等に装着して使用
・コンパス(方位磁石)  100円ショップで購入したコンパスをハンドルに取り付け
・後輪の泥除け      AMERICAN EAGLE スリムフェンダー後用 (2008年 9月)
             サイクリングロード河川敷での水の染み出しやツーリング
             で雨に遭遇した時、背中やサドルバッグが泥ハネで激しく
             汚れてしまったので取り付け
・カメラマウント     Panasonic RP-CMC10をドロップハンドルに装着
・輪行袋         TIOGA フレックス コクーン(ペットボトルケージに装着)380g ===================================================================================


最近のロードバイクとビンテージロードバイクのホイールを比較!(2018年 8月)


「Cannondale CAAD12 105」と「丸石 EMPEROR
 ROAD DX」のホイール比較


再生時間 約4:45

BGMは著作権フリーBGM配布サイトの曲を使用
HURT RECORD http://www.hurtrecord.com/
曲名:Children Memory


丸石エンペラーロードDX、チューブラータイヤ交換(2018年 5月)

・ チューブラータイヤ   コンチネンタル スプリンター 28"x 25mm

今までチューブラータイヤは安価でコストパフォーマンスが高いビットリア ストラーダ 28"x 21mmを使っていました。 軽量でパンクに強いという長所がありましたが、精度が低くセンターが出せない、バルブ付近が平らにならないという欠点がありました。

今回、精度と乗り心地を優先してもう少し高級なコンチネンタル スプリンター 巾25mmと交換しました。 ドイツで手作りをうたっているだけあり、この価格帯の製品で装着するだけでピッタリとセンターが出るのは素晴らしいです。 タイヤ巾が25mmなのでビットリア ストラーダより空気圧を低めにすることにより乗り心地が良くなりました。

ビンテージパーツの入手が難しく高価なため、部屋に飾っているだけで長期間サイクリングに活用していませんでしたが、今後はたまにサイクリングで使用する予定です。




丸石エンペラーロードDX、チューブラーホイール交換(2017年 7月)

・ハブ    シマノデュラエース
・フリー   トップねじ込み式(13-14-16-18-20-22Tの6速)
・リム    スーパーチャンピオン・アルカンシェル

以前、予備ホイールとしてリアエンド幅120mmの新古品チューブラーホイールをオークションで見つけ確保していました。 フリーは初期のボスフリータイプではなく過渡期のトップねじ込み式でしたのでスプロケットを見つけるのに苦労しました。

情報収集したところ1978年発売のデュラエースEXと1982年発売のデュラエースAX用のスプロケットがトップネジ径31mmで使えることが判りました。
スプロケットはクラシックパーツを扱っているネットショップで入手できました。
13-14-16-18-20-22Tの6速です。 (エンド幅の関係で15Tを外し6速で使用)

2010年にランドナー導入後、パーツの確保が難しい丸石エンペラーロードDXを使用することは殆ど無かったですが、久々にサイクリングで使ってみたくなりました。
チューブラータイヤの接着にミヤタのチューブラーリムテープを使っていますがテープの寿命は1年前後(メーカー推奨)とのことです。 そこでチューブラーリムテープを張り替えるついでにチューブラーホイールを交換しました。

ホイールを自転車に取り付け後、ホイールの振れを確認すると若干横振れがあったので横振れのみ修正しました。 ハブのグリスアップも行うつもりでしたが、回転させるうちに超スムーズになったので今回はとりあえずこのまま使うことにしました。
ビンテージロードレーサーは最近のロードバイクと比べるとホリゾンタルフレームの整った外観とスリムなエンド幅120mmにより後部から見た姿がとてもスマートです。






丸石エンペラーロードDX、サドル交換(2011年 9月)

・ブルックス B17 ナロー インペリアル 革サドル
・日東(NITTO)シートポスト S−65

スポーツアラー ZOO GELL フロー サドルはビンテージロードレーサーに似合わないのと、尻がゲルにより固定されずズレる感じがするので快適な"Selle An-Atomica Titanico" の防水タイプ革サドル(黒)に交換を検討していました。 ところが"Selle An-Atomica Titanico" は品切れ状態で販売している自転車店はありませんでした。
その後、サドル中央部にスリット加工してあるブルックスの革サドル"B17 ナロー インペリアル"が快適であるという評判を聞き、購入し交換しました。 ついでにシートポストも交換しました。 重量は500g超で通常のロードバイク用サドルの倍以上、重いのがこのサドルの欠点です。 サドルオイルを用いてのお手入れも必要です。




丸石エンペラーロードDX、チェーン交換(2010年 4月)

・KMC Z7RB (7,8スピード用チェーン)

チェーンの伸びや劣化は変速性能に関わる為、定期的に交換が必要です。 8速用チェーンが約5000km、9速用チェーンで約4000kmが交換の目安とのことです。 6,7速用チェーンなら7000km位まで使えそうです。 今回、走行距離が7000kmを越えたので定期交換しました。 レストアした時は現行品で互換性があるシマノCN−HG50(6,7,8スピード用チェーン)を使用しましたが、 今回は互換性があるKMCのZ7RBチェーンを採用してみました。 シマノCN−HG50の色は黒でしたが、KMC Z7RBの色はシルバーです。



丸石エンペラーロードDX、サドル交換(2009年11月)

・スポーツアラー ZOO GELL フロー サドル

フジタ シームレスやチネリ ユニカなどクラシック サドルは細身で硬いため尻の痛み対策としてゲル入りのパッドを内蔵したサドルカバー(VELO VLC-032 GelTech)取り付けて使用していましたが、 走行中にサドルカバーが固定されず動くため2009年9月にオーソドックスなスタイルのセライタリア オンダ XP サドルと交換しました。
このサドルはロングライドで尻の痛みが発生することがあったため、今回ゲル入りのサドルと交換してみました。 購入したサドルはビンテージロードレーサーに使用しても違和感が少ないオーソドックスなスタイルのスポーツアラー ZOO GELL フロー サドルです。 試走してみた結果、サドルとの相性が良かったみたいでロングライドでも尻の痛みは発生しませんでした。 外したセライタリア オンダ XP サドルは100km程度の走行では問題ないので GIANT ESCAPE R3 SE で使用することにしました。




丸石エンペラーロードDX、SPDペダルと交換(2009年 6月)

・ウェルゴSPDペダル  PD−WG−002

今までトゥーストラップを使用していたので、スタート時に左足つま先をストラップに入れるのに苦労していました。 つま先が入らないと足元を見てしまうので前方不注意となります。 信号待ちが多い時にはスタートで出遅れるので時間のロスにもつながります。 ビンテージロードレーサーに装着して違和感の少ないSPDペダルにはシマノPD−324(片面SPD)がありますが、重量が530g(ペア)と重いため購入には至りませんでした。 2009年6月、ウェルゴ(WELLGO)というメーカーの片面SPDペダルが軽量だということを知りました。 このペダルの重量は352g(ペア)、装着して違和感がなさそうなのでネットショップから購入し交換しました。
SPDペダルにしてから巡行速度が1〜2km/h速くなりました。





丸石エンペラーロードDX、フリー交換(2008年 9月、2009年 2月)

自転車のクラシックパーツを扱っているネットショップから「サンツアー・ニューウイナー ウルトラ6 フリー」の新品を購入して、オリジナルのシマノ製5速ボスフリーと交換しました。 プロケットは13、14、16、18、20、23Tの6速です。
チェーンはシマノの現行8速用が使えますのでCN−HG50そのままでOKでした。 ついでにハブのグリスアップを行いました。 ベアリングの数はリアハブ9個、フロントハブ10個で、数が異なるのがノーマルのようです。 ボスフリー抜きは現行の工具が使えず、自転車のクラシックパーツを扱っているネットショップから購入しました。

・サンツアー ボスフリー抜き工具  2本爪 米パーク製
・シマノ ボスフリー抜き工具    旧600など70年代シマノ製ボスフリー用

当時のスプロケットはリアエンド巾120mmで5速、 リアエンド巾127mmで6速が標準でした。 サンツアーは巾を薄くしたウルトラ6チェーンとの組み合わせにより、リアエンド巾120mmで6速、リアエンド巾127mmで7速のスプロケットを実現しました。 これは現在のリアエンド巾130mmで実現されている9速、10速スプロケットのルーツでもあり評価されるべきだと思います。

「サンツアー・プロコンペ ウルトラ6 フリー」と交換(2009年 2月)
インナーチェーンリングを40T⇒36Tにした際、リアディレーラーのキャパシティに余裕がなくなったのとフリーの13Tは殆ど使わないため「サンツアー・プロコンペ ウルトラ6 フリー」の新品を購入してフリーを交換しました。(プロケットは14、15、17、19、21、23Tの6速)




左:サンツアー用
右:70年代シマノ用



サンツアー
プロコンペ ウルトラ6


瞬間パンク修理剤 タイヤパンドー(2009年 1月)

2008年11月下旬、清水公園までサイクリングした時、往路の江戸川水門付近で後輪がスローパンクしました。 その時はエアーを補充しながら走行しましたが、帰宅後確認するとタイヤには小さなガラス片を踏んだようなキズが残っていました。 チューブラータイヤのパンク修理は難しいのでパンクしたら通常は使い捨てとなりますが、試しに瞬間パンク修理剤「タイヤパンドー」を購入して修理してみました。 修理はパンクしたタイヤのバルブからパンク修理剤を注入するだけですが、英式バルブ専用なので英式⇔仏式バルブ変換アダプターを使って注入しました。 タイヤパンドーはパンクしたタイヤのバルブが必ず下になるようにして注入します。 パンク穴をふさぐ液とガスが同時にチューブ内に入り15秒程でタイヤが膨らみます。

パンク修理後、3月初旬までノートラブルで約1100km走行していますが、タイヤトレッドが減ってきたのでこの時点でタイヤの予防交換をしました。
タイヤパンドーは英式バルブのW/Oやクリンチャー タイヤ用ですが、パンクしたら使い捨てのチューブラータイヤには特にお薦めのパンク修理剤だと思います。
接地面で直径1mm程度の釘穴まで対応できるようですが、リム打ちパンクなどでチューブが切れた場合や接地面以外の所に穴が開いた場合は効果が得られないようです。 パンク原因の約6割とされているリム打ちパンクはチューブラータイヤには無縁なので多くのチューブラータイヤのパンクが救えると思います。 だだしパンク修理剤を注入するとその分タイヤが重くなりますので走行性能に影響を与えると思われます。
タイヤに付いたキズはクツ底の肉盛り補修剤「シューズドクター」で補修しました。


タイヤパンドーと
変換アダプター


使用説明書


丸石エンペラーロードDX、クランクとペダル交換(2008年10月)
インナーチェーンリングを36Tと交換(2009年 2月)

2008年9月頃からクランクのBBにガタが発生し動きが重く感じるようになりました。 レストア時にBBのグリスアップを行う予定でしたがチェーンリング側のクランクが固着して外れないため断念していました。 今回はギアプラー(強力型)を使い再チャレンジしてみました。 クランクが5本アームのためギアプラーがうまく使えませんでしたが何とかクランクを外すことが出来ました。 今回はBBグリスアップのついでにクランクも交換しました。 オリジナルクランクのチェーンリングはPCD144のためインナーを42Tより小さくできません。 そこでヒルクライムが少しでも楽になるようにPCD110のギアクランク(新品・レア物)を入手して交換しました。
チェーンリングはアウター50T、インナー40Tで少しコンパクトになりました。
ペダルも固着して外れないためミカシマの現行品SYLVANを購入し装着しました。

・サカエ CXギアクランク     50T、40T、165
・ミカシマ ペダル         SYLVAN
・スギノ、インナーチェーンリング  36T

40Tのインナーチェーンリングを36Tと交換(2009年 2月)
このギアクランクはPCD110のためインナーは34Tや36Tも装着可能です。
ヒルクライムが楽になるようにリアディレーラーのキャパシティ内でインナーチェーンリングを小径のリングと交換しました。(40T⇒36Tに交換)





36Tのインナー


丸石エンペラーロードDX、リム交換(2008年 8月)

後輪の縦振れがとれないのでリムを交換することにしました。 この縦振れは20年以上前に落車した時、後輪を強打してリムが変形したのが原因です。 自転車のクラシックパーツを扱っているネットショップから「スーパーチャンピオン」という昔懐かしいチューブラーリムの新品を購入し、後輪・前輪とも交換しました。

交換手順
1.チューブラータイヤを外す
2.リムを外す前に荷造り用接着テープでスポークの位置を固定する
3.スポークをリムに固定しているニップル(右ネジ)を全て外す
4.リムを外す
5.スポークのネジの部分とニップルをクリーニングしてニップルがスムーズに回る
  ようにしておく
6.新しいリムにスポークを通しニップルで仮固定する
7.振れ取りとセンター出しをして完成
  テンションゲージがない場合、スポークの張力は交換する前のスポークの音を聞
  いておいて同じような音に合わせます
  スポークを弾いて後輪の右側と前輪は"カンカン" 後輪の左側は"ポンポン"という
  感じでした
8.新しいチューブラータイヤをミヤタのチューブラーテープにてリムに接着する

* 調整方法は「ロードバイクの科学」という本の第7章「自分でホイルを組むヒント」
  を参考にしました




自転車関連本の中で最高に面白く役立った一冊。 著者「ふじいのりあき」氏の愛車は新素材を使った最新・最速のロードバイクではなくアンカーのクロモリ・ダブルレバー!


丸石エンペラーロードDX、予備ホイールを確保(2008年 8月)

ロングライド・ツーリング用に新しいロードバイクを購入しようといろいろと情報収集していましたが、ホリゾンタルフレームの気に入ったロードバイクが見つかりません。 最近のロードバイクはマウンテンバイク譲りのスローピングフレームが主流で、美しいスタイリングのロードバイクが少なくなったのは残念です。 サイズの融通性、重量や剛性を考慮するとスローピングフレームが有利なのは判りますが...

そこで丸石エンペラーロードDXを当分の間使うことに決めましたが、問題なのは新品ビンテージパーツの確保が難しいこと。 特にホイールはリアエンド幅が120mmのため見つけるのが極めて困難でしたが、ヤフーオークションでリアエンド幅120mmの新古品チューブラーホイールを見つけ、運良くゲットすることができました!

1970年代後期のチューブラーホイール(未使用・未装着品)
・リム    スーパーチャンピオン・アルカンシェル
       稀少なブルーアルマイト、重量330gのチューブラーリム
・ハブ    シマノデュラエース
・フリー   トップねじ込み式、スプロケットは付属せず
・スポーク  ホシ15−16バテッド、スポークの数は36本
・エンド幅  フロント100mm、リア120mm

フリーは初期のボスフリータイプではなく過渡期のトップねじ込み式でしたのでスプロケットを見つけるのに苦労しました。 情報収集したところ1978年発売のデュラエースEXと1982年発売のデュラエースAX用のスプロケットがトップネジ径31mmで使えることが判りました。
スプロケットはクラシックパーツを扱っているネットショップで入手できました。
13-14-16-18-20-22Tの6速 (エンド幅の関係で15Tを外し6速で使用)
これで部品の心配をすることもなく、主にロングライド・ツーリング用として活用できそうです。 今後、ますます「自転車で遠くへ行きたい」という本に感化されそう!






スポーツと縁遠い生活を送っていた40歳代の著者がブルベ600kmを完走できるようになるまでを綴った、自転車で走る楽しさ・ロングライドの面白さが伝わってくる一冊!


ホームに戻る


inserted by FC2 system